OTのひとりごと

作業療法士10年目突入しました。

したこともしなかったことも。

したことも、しなかったことも、全部あなたに返ってくる。

という言葉を去年どこかで聞いて、それ以来、割と好きな言葉になっている。

 

「した」ことも「しなかった」ことも全てあなたの選択の結果だよね、という。

 

たとえば友好関係にある相手がいて、その人がなにかをこちらに期待しているとする。

たとえば次に遊ぶ日の内容やイベントやそれに類するプレゼントだったり。

言い出せなくて、悩んでいる、そういうタイプなら、気づいたタイミングで気を回して、相手の望みを教えてもらう。

こっちが察するのを待っていて、自分の望む答えが得られないとヒステリックになるタイプなら、言いだすまで触れない。

「した」り「しなかった」りは結局、どんな人とこれから縁を続けていきたいかの線引きでもあると思う。

自分にどんな縁が残るか、どんな縁を残していくか、ということだよなー、とつらつら思う今日の日暮れ。

 

雪が思ってたほど積もらなくて少し残念。

平成女子LINEグループ

『平成女子LINEグループ』なるものが弊社には存在するらしい。

 

恐ろしい。

 

そして意味がわからない。

 

そう思うのは昭和生まれだからだろうか。

 

『平成』というどう頑張っても入ることのできない、ある意味性別の壁よりも大きな見えないシールドでくくられた壁が平然と存在してしまうことにびっくりした。

 

でもよくよく考えてみたら、平成生まれの子たちは何かあるたびに「平成生まれ」っていう呼称で「ゆとり」とか「新人類」の象徴みたいにして言われてきたから(実態はどうあれ)、本人たちが自らを「平成」だと呼称するのは別に不思議なことでもなんでもないのか。

 

「平成」だと自認すること自体が、何者かにならなければいけないけれど何者にもまだなりきれないU30世代の自己表現手段のひとつなのかもしれないな、とも思った。

仕事を辞めるということ

同じ部署の新卒ちゃんに、

「昨日の夜、本気でもうここを辞めようか考えてたんですよ〜」

と笑いながら言われた月曜朝。

 

そうなんだー、とまずは相槌を打って、「別にいいんじゃない?」と同意した。

あなたが辞めてもこの会社は機能するし、逆にこの会社を辞めることもあなたの人生の傷にはなり得ないからねって言葉を伝えてみた。

 

でも、「なんで辞めるのか」「辞めたその後は、何がしたいのか」のビジョンがなければきっとまた同じドツボにハマる気もする。

(ちなみに何度も体調不良をきたすような状態に既に陥っている場合は上記には当てはめず、四の五の考えずにとっとと辞めるべきだと私は思っている)

 

今の場所で彼女たち総合職に与えられてるのは、ほぼ9割が上の指示に従うだけの独創性の欠如した仕事なので、そういう意味ではとりあえず辞めてみないと比較対象や先のビジョンも見通せないよな、とも思う。

 

仕事=楽しさとか、生きがいとか、やりがいとか、キラキラした言葉やそれぞれの軸があると思うけど、仮にも1日の半分以上を費やす作業なんだから、「この仕事に何の意味があるのか、ここに居続けることにどんな意味があるのか」を疑問に思いはじめた時点で自分の中で結論は出ちゃってるよね。

 

久々のエントリがやたら感情的になってしまった。

 

ポケットセラピスト業務委託約款について

期待していたサービスなだけに、約款見てガッカリしたので言わせてもらう。

 

前々からセラピスト界隈ではFBで小耳に挟んでいた、ポケットセラピストが正規スタートしたらしい(https://pocket-therapist.jp/

病気になってからでは遅いから、やはりいかに予防していくか、という最近の流れにも沿っていることだし、「治療する」のではなく、「対処法を知ってもらい、セルフケアしていく」という観点は個人的に好みだったので、楽しみにしていた。

 

で、このポケットセラピストのセラピスト向けに人材登録しませんか、という話が流れてきたのが木曜日(FBの参加してるグループ『産業理学療法研究会』に仮登録案内が流れてきた)

 

とりあえず仮登録しないと、約款等本登録のための情報提示がされないとのことで、仮登録してみた。

翌日朝に本登録案内が届いて、本来はその日中に本登録すれば、何やら諸々の特典もあったのだけど、所用でタイミングを逃してちゃんと内容できたのは今朝方。

 

で、肝心の本登録案内の中身。

ガバガバ。

まず業務委託約款。

業務内容は、ある程度のAIカウンセリングを経ての個別チャットでのアドバイザー業務なんだけども。

▼報酬

1ユーザーあたり¥1,500/月

知財

業務遂行過程で生じたノウハウ、技術情報は全て会社側に帰属

▼サービス内容の変更

会社側の都合で勝手に変更OK

 

知財はまあごく当然といえば当然だけど、業務内容も、24時間以内に個別チャット返信が義務付けられている割に、チャット時間の上限はなし。

その上で、各セラピストが自身のスキルとして積み上げてきたものをチャット内情報として還元すればするほど会社側の技術利益ないし情報利益として抜き取られて、挙げ句の果てにサービス内容についての決定権も裁量権も抜き取られかねないような。

ちなみに登録にあたって国家資格免許証の提出等は特に求められていない。

もしかしたら本登録用のアンケート代わりになっているGoogleフォームでその辺の本人確認するのかもしれないけど、もしそうだとしたらそれはそれで怖い。

Googleフォームに応えて、自己紹介用の音源作成提出で本登録完了。

 

本気か。

 

新しい試みなのだから、それはそういうものなのかもしれないけれど、性善説で回っているであろう医療・介護業界につけ込みすぎじゃないかと思ってしまった。

 

なお、本登録の要項見て気づいたのだけど、私は作業療法士なので、そもそも申込資格を満たしていないようだった。

 

このポケットセラピストの登録資格条件として現在設定されているのは理学療法士のみ。柔道整復師その他コメディカルは非該当。

理学療法士でなければ腰について満足な個別アドバイザー足り得ない、というのであれば、もう少し登録者への還元率増やして良いのではないでしょうか。

 

 

「すみません」という言葉。

「すみません」、という言葉があまり好きではない。

どうせなら、「ありがとう」、って言える空気にしたい。

「すみません」っていう言葉を乱発してるうちに、自己肯定感が薄らいでゆく気がしてる、というか実際薄らぐと思う。体感だけど。

(文献サラッと探したけど、特定の言葉との相関を調べたものは見当たらなかった、悲しい)

 

ただこれって、医学モデルがネガティブフィードバック中心になる仕組みとよく似ていると思う。

他者から勝手に自分自身の何かについて一定の規範から外れる、あるいは評価基準を下回ることについて指摘を受ける。

その指摘に対して、(内心はどうあれ表面上)「すみません」と謝罪に近い形で相手の主張を受け入れる。

一時的であれ、言葉の上で相手の主張ばかりを受け入れることを繰り返せば、そりゃ自主性も自己肯定感もなくなると思う。

医学モデルの結果、自主性が損なわれて自立支援が声高に叫ばれる昨今だけれど、別にこれって、病院を始めとする医療業界だけで起こっている話ではないよな、と思った今日このごろ。

 

とりあえず今日はこんな感じ。

外出サポートにあたって

【備忘録】

町中華街エリア編(編というほどでもないけれど)

 

元町・中華街駅

   改札が元町方面、中華街方面の二手に分かれている。

   車両編成は8〜10両なので、依頼主の希望がどちらなのかで、車両の位置取りが変わってくる。

   中華街方面は先頭車両、元町方面であれば最後尾車両。

 

▼横浜外人墓地

    外人墓地は土日祝の晴天時のみ公開。散策ルートは決められていて、入場の場合は¥200〜300の寄附金が必要。

    何年か前に元町方面改札からアメリカ山公園直通のエレベーターができたことで、山裾から山手までの長い坂をわざわざ登る必要がなくなって観光負担はかなり減ったらしい。とは言え坂はある。

 

▼中華街

    言わずと知れた観光名所。外人墓地から移動する場合は中華街入口(朝陽門前)行きのバスがあるので¥220ケチらず使うのが吉。

     人混みは当然多いので、目的地までどう脇道を上手に使うかが肝要。

 

山下公園

   氷川丸、赤い靴の少女像、湾岸一望など見所盛りだくさん。

   公園内トイレはやや匂いがキツイので、催した場合は公園手前のホテルニューグランドを使わせてもらうのが無難か。

 

▼その他

    港の見える丘公園は展望エリアとイングリッシュガーデンエリアとで、散策しがいがありそう。喫茶店もちらほら。

     中華街でミシュラン掲載とやらの山東は正直サービスレベルが期待外れで、味わう以前に誰かを連れて行ける感じがあまりしない。予約対応も悪い意味で中華街クオリティだったかも。

     いつもの勘が働いて突入したひと辻隣の「安記」は日本語対応○、予約対応○で、リピートできそうなお店。

 

 

諸々踏まえながら傾斜、段差、トイレ休憩のタイミング、滞在時間と移動時間の目安…

当面の課題として、蓄積していくバリアフリー情報をどう運営していくか、かな。

 

 

 

運動講師のお仕事

今日も今日とて、地域の運動講師のお仕事。

いつもは1時間のはずなんだけど、今日はなぜか1.5時間もあった。

参加者からも、開始時間がいつもより早くないか?との声が挙がっていたので、恐らく私の気のせいではなく運営側の若干の手違いな気がする。

 

80代以上を中心にした方々に1.5時間みっちり運動しましょうね、はさすがにしんどいだろうと思い、今日のメニューはこんな感じ。

 

▶︎全身のストレッチ(15分前後)

▶︎上半身・下半身のセラバンドを使った筋トレ(20分前後)

▶︎休憩(10分)

▶︎足踏み練習と足首中心の運動(行楽シーズンのウォーキングや山登り事例を踏まえつつ、膝の痛み予防と絡めて)

▶︎タンパク質摂取のタイミングについて

 

太もも周りは、テレビとかでも良く言ってるからか、皆さんスクワットとか色々取り組んでいるよう。

なので、意外と忘れられがちな足首に焦点を当ててみた。

 

やってみると、やっぱりみなさん足首硬くなり始めているのか、蹴り出しが座位であれ立位であれ、なかなかできないできない。

足首、大事だと思うんだけどなー。

とはいいつつ、これ以上を求めようとするとそれこそ個別のほうが効率良いと思うので、

▶︎なぜ大事か

▶︎どういうホームエクササイズが良いか

▶︎どういうケースは個別で医療機関等に相談が望ましいか

までをお伝えして終わり。

 

ちゃんちゃん。