OTのひとりごと

作業療法士10年目突入しました。

尻すぼみの水曜日

毎朝飲んでる黒酢を飲もうとして、間違えてみりんを注いでた。

 

なんだか気だるい水曜日。

今日を乗り越えたら週末まであと一息、そう思ってはいてもなかなか終わらない一日。

 

今日お昼から介護予防で運動講師。

介護予防と言えば、というくらいに「認知症予防」だとか、「脳機能改善」だとかのフレーズがおなじみ。

やはりそれだけ不安を掻き立てる疾患なんだろうな、と、認知症

 

こういう場の話しでよくある反応が、

認知症にはなりたくない。だけど脳トレは好きじゃない」

というもの。

 

そりゃそうだー、私も脳トレって、何だか試されるみたいで、できない自分を責められているようで好きじゃない。

人間には承認欲求があるから。

 

そんなこんなで、参加者の方によくお伝えするのは、

「年を重ねてから大事なのは、『きょうようときょういく』ですよ」という言葉。

誰かのウケウリなのだけど、よくできた言葉だと思う。

言い得て妙、とでもいうか。

 

「教養と教育」

…ではなく。

「きょういくところ」

「きょうようがあること」

なんだよね。

 

いわゆる言葉遊びの類。

 

でも、素敵な言葉だな〜と思う。

 

年を重ねても、今日用事がある、行くところがある。

それだけで、あぁ、毎日素敵に暮らしてるんだなってイメージが沸くし、元気を分けてもらえる気がする。

 

なので、

「今日はようこそおいでくださいました。来てくださって何ですが…」

という話を最後にさせてもらうことが多い。

 

人生50年今昔。

60歳でリタイアしたその先の長いこと長いこと。

 

 

今日はここまで。