尻すぼみの水曜日
毎朝飲んでる黒酢を飲もうとして、間違えてみりんを注いでた。
なんだか気だるい水曜日。
今日を乗り越えたら週末まであと一息、そう思ってはいてもなかなか終わらない一日。
今日お昼から介護予防で運動講師。
介護予防と言えば、というくらいに「認知症予防」だとか、「脳機能改善」だとかのフレーズがおなじみ。
やはりそれだけ不安を掻き立てる疾患なんだろうな、と、認知症。
こういう場の話しでよくある反応が、
というもの。
そりゃそうだー、私も脳トレって、何だか試されるみたいで、できない自分を責められているようで好きじゃない。
人間には承認欲求があるから。
そんなこんなで、参加者の方によくお伝えするのは、
「年を重ねてから大事なのは、『きょうようときょういく』ですよ」という言葉。
誰かのウケウリなのだけど、よくできた言葉だと思う。
言い得て妙、とでもいうか。
「教養と教育」
…ではなく。
「きょういくところ」
「きょうようがあること」
なんだよね。
いわゆる言葉遊びの類。
でも、素敵な言葉だな〜と思う。
年を重ねても、今日用事がある、行くところがある。
それだけで、あぁ、毎日素敵に暮らしてるんだなってイメージが沸くし、元気を分けてもらえる気がする。
なので、
「今日はようこそおいでくださいました。来てくださって何ですが…」
という話を最後にさせてもらうことが多い。
人生50年今昔。
60歳でリタイアしたその先の長いこと長いこと。
今日はここまで。