OTのひとりごと

作業療法士10年目突入しました。

モグモグ木曜日

木曜日はリフレッシュデー

 

別で業務委託契約結んでいる自費看護・リハの会社経由で、昔から付き合いのある方のリハビリ+α

 

私の訪問リハビリの理想は「近所に住んでる昔からの顔なじみの子がたまたまセラピストになって、リハビリを担当してくれるようになった」くらいの距離感。

異論は認める。

あくまで私の理想の距離感。

 

見えない上下関係のある形ではなく。

ベルトコンベアで作業するみたいに淡々とこなすのでもなく。

ちょっと行って、ちょっとお話して、1週間を振り返りつつ、この先の1週間をどう過ごすかの相談とアドバイスと運動を組み合わせて、また来週、と笑顔で別れるくらいの関係がちょうどいいなと。

 

信頼関係を構築して、あとは相手が必要とすることが何かをしっかりヒアリングした上で必要なことを必要な量だけ伝えていく。

別に医療の仕事じゃなくても当たり前のことだと思うけれど。

 

ただ、最近は高齢化に拍車がかかってるから、TVをつければ健康番組を必ずやっている時代なので、

「昨日TVでこんなことを言ってたのよ〜」

という話をどう扱うかはすごく大事だと思う。

 

TVで報道されるのはあくまでも一般論なわけで(そうじゃなきゃ言う側も自分の首絞めることになるから)、話を持ち出した相手がどういう意図で持ち出しているのか、

1.信頼関係ができている

→TVをみた上で試してみたくなっての相談?

2.信頼関係構築前

こちらがどの程度のレベルなのか推し量ろうとしている?

とか、色々想定しながら対応しなきゃ、知識をひけらかす場にしちゃうと自滅するなぁ、というのが訪問業界に身を置いた結果、周囲から感じることのひとつ。

 

病院の延長線上に在宅があるわけじゃなくて、病院で過ごすこと自体がある意味異常事態なわけだから。

嫌な言い方だけど、そこを見誤って病院の感覚で先生面してたら信頼関係は結べないわけで。

 

 今日はここまで。