OTのひとりごと

作業療法士10年目突入しました。

寝不足の月曜日

いろいろ考えていたら眠れなくなってしまって朝もはよからサンドイッチとか作った。

 

今日はいつも担当している方を通じてご縁のあった方とメールのやり取り。

作業療法士、という仕事もまだまだ世間での認知度は低くて、幅広すぎて、

「どんなリハビリをやってくれるんですか?」

という質問を受けることが多い気がする。

 

毎回返すのは、

「リハビリするのは、その方自身であって、私はそのサポート役です、そのための資格です」

ということ。

 

世間では「リハビリ」って言葉が一人歩きしすぎて、マッサージとどう違うのかとか、痛くないようにやってください、とかとかとか。

壁ドンの意味合いがいわゆるネットスラング?としての意味とは途中から変わってしまったように、リハビリって言葉も違う意味で使われてる、と感じる。

 

「re-habilis」

再びー適応する

 

適応させる、じゃないんだよね。

適応する。

受動態じゃなくて、能動態の言葉なんだよね。

 

突然心身の病気や怪我に陥って、右も左もわからない状況下での道標を照らす、選択肢を示す。

そのためのツールとしていわゆるマッサージやそのほかの色んな手技「も」使う。

 

そういうことをきちんと伝えるところから始めないと、最初にボタンを掛け違うとそのままだな、と思う。

 

なので、

「私にリハビリしてもらう」

のではなくて、

「あなたのリハビリを私がサポートする」

のだと伝えてる。

 

それを伝えてから、そのあとは本当に千差万別十人十色。

色んなことの組み合わせ。

でも、コンセプトを見誤らないなら、お互いにとっての最善の擦り合わせはしやすいので。

 

 

 

今日はここまで。