OTのひとりごと

作業療法士10年目突入しました。

尻すぼみの水曜日

毎朝飲んでる黒酢を飲もうとして、間違えてみりんを注いでた。

 

なんだか気だるい水曜日。

今日を乗り越えたら週末まであと一息、そう思ってはいてもなかなか終わらない一日。

 

今日お昼から介護予防で運動講師。

介護予防と言えば、というくらいに「認知症予防」だとか、「脳機能改善」だとかのフレーズがおなじみ。

やはりそれだけ不安を掻き立てる疾患なんだろうな、と、認知症

 

こういう場の話しでよくある反応が、

認知症にはなりたくない。だけど脳トレは好きじゃない」

というもの。

 

そりゃそうだー、私も脳トレって、何だか試されるみたいで、できない自分を責められているようで好きじゃない。

人間には承認欲求があるから。

 

そんなこんなで、参加者の方によくお伝えするのは、

「年を重ねてから大事なのは、『きょうようときょういく』ですよ」という言葉。

誰かのウケウリなのだけど、よくできた言葉だと思う。

言い得て妙、とでもいうか。

 

「教養と教育」

…ではなく。

「きょういくところ」

「きょうようがあること」

なんだよね。

 

いわゆる言葉遊びの類。

 

でも、素敵な言葉だな〜と思う。

 

年を重ねても、今日用事がある、行くところがある。

それだけで、あぁ、毎日素敵に暮らしてるんだなってイメージが沸くし、元気を分けてもらえる気がする。

 

なので、

「今日はようこそおいでくださいました。来てくださって何ですが…」

という話を最後にさせてもらうことが多い。

 

人生50年今昔。

60歳でリタイアしたその先の長いこと長いこと。

 

 

今日はここまで。

やれやれと思う火曜日。

まだ火曜日。

 

今日は午後から区の介護予防の運動講師。

メンバー固定なのでそろそろお互いが馴染みの顔になってきたところ。

今日は骨盤底筋群やら熱中症やらの講話を交えながら、かなり控えめのストレッチと筋トレ。

30度越えの昼日中だったから加減したのだけれど、皆さん回を重ねただけあってある程度運動習慣がついてきた模様。

骨盤底筋群は、背もたれに深く腰掛けてもらってひたすら尻穴を意識した呼吸をしてもらったのだけど、「お尻の穴」って単語を今日ほど連呼した日はないのではないだろうか。

 

夜は夜でナースリハの運動講師補助。

メインの運動講師の方の少しハスキーで通りの良い声が結構気に入っている。

それはそうと、セラピストにとって当たり前のことが看護師にとって当たり前とは限らないわけで。

餅は餅屋、に生まれつくわけではなく、いつの間にかなっているものだなぁと思うなど。

 

今日はここまで。

寝ぼけなまこな月曜日。

仕事に必要なのはモチベーションではなく、プロ意識である。

http://blog.tinect.jp/?p=14310

 

の、この記事、なんとなしにしっくりくる。

 

目下の配属先のひとつが、部長が総合職、課長が専門職、という構造になっていて、ふたりの価値観の差にことごとく振り回されるその他下っ端…という地獄絵図が(ほぼ)毎日繰り広げられている。

 

地獄絵図は言い過ぎたかもしれない。

 

まあとにかく、多少マイナスがあってもトータルでプラスに転じればいい、という考えの部長。

マイナスなことだけはしないでくれ、というスタンスの係長。

その狭間で振り回されるこちらとしては、モチベーションなんて邪魔なだけだし、一喜一憂、曖昧な指示に葛藤する日々の拠り所はプロ意識でしかないなとつくづく思う。

 

今日はここまで。